継続中:569日.2025.12.19

「ダサい」と思ってた。ランニング前後の”あの体操”をサボった私が、冬の激痛で学んだ「継続の絶対法則」

ランニングの流れ。屈伸体操→ランニング→股割り体操の流れのわかるスプリット写真。広いランニングロード、天気の良い朝。

「準備体操? 面倒だな…」

「ケア体操? 時間ないし、また今度でいいや」

ランニングウェアに着替え、ドアノブに手をかけた瞬間、あなたの頭をよぎるその「本音」。 痛いほど、わかります。

Tomoya

こんにちは。Tomoyaです。
何を隠そう、私自身「体操なんて、ちょっとダサいな」とすら感じ、
その時間を惜しんでいた時期がありました。

サボりたいランナー

だって正直、体操があってもなくても、
走りの感覚ってそんなに違和感なくないですか?

Tomoya

その通りなんです。恐ろしいことに、『違和感がない』。。。
だからタチが悪い。私もそう思っていました。
…あの日、冬の路上で足を痛めるまでは。

この記事では、なぜ私が「違和感がなくても」ランニング前後に必ず体操を入れるのか、その理由を私の「苦い失敗談」と共にお話しします。


目次

私が足を痛めた「たった10分」の油断

私は今でこそ、 「軽い準備体操 → ランニング → ケア体操」 この流れを一つの「パッケージ」として絶対に欠かしません。

なぜなら、この「たった10分、されど10分」を抜くことで、未来の自分が被るリスクの大きさを、身をもって知ってしまったからです。

【私の失敗談】「大丈夫」が招いた冬の激痛

あれは、凍えるような冬の日でした。 「寒いから早く走って体を温めよう」。その一心で、いつもなら入念に行うはずの準備体操を「さらっと」済ませて走り出してしまったのです。

体はまだスタンバイモードに切り替わっていない。 それなのに、早く温まりたいがために、無意識に「出力(ペース)」を上げてしまう。

——その時でした。 足に、今まで感じたことのない鋭い痛みが走りました。

準備体操を「した」にもかかわらず、痛めた。

いや、違います。

「体を温める」という準備体操の“目的”を果たさず、ただの「儀式」として「さらっと」済ませたから、痛めたのです。

それ以降、私は決めました。
ラン前の準備体操は、「少し体が温かさを感じるレベル」になるまで入念に行う、と。

鼻歌を歌いながら走っていたランナーとその後の足を痛めて痛そうな顔をしている様子のスプリット写真。
鼻歌を歌いながら走っていたランナーとその後の足を痛めて痛そうな顔をしている様子のスプリット写真。

なぜ「ラン後」も体操が必要なのか?

ランナー

「準備体操は分かった。でも、走り終わった後も必要なの?」

Tomoya

はい、絶対に必要です。
理由は、ランニングというスポーツの「特性」にあります

ランニングは、「同じ動作をひたすら繰り返す」スポーツです。

体は賢いので、徐々にその動作に最適化され、使う部分は効率化されていきます。 それはつまり、「同じ関節の角度」「同じ筋肉」ばかりが使われ、それ以外の動きが「苦手」になっていくということ。

ラン後の体は「偏ったエリート」
  • スムーズに走る動作は得意。
  • しかし、それ以外の柔軟な動作(ひねる、深く曲げるなど)をしようとすると、違和感や痛みが出やすくなる。

この「偏り」をリセットし、体本来の柔軟性を保つために、ケア体操が必要なのです。

ケア体操は「ゴールデンタイム」に行う

そして、ケア体操には絶好のタイミングがあります。 それが「ランニング直後」です。

ランニング後の体は、血流が良く、深部体温が上がっています。
これは「お風呂上がりに体が柔らかくなっている」のと同じ状態。
関節も柔軟性があり、動かしやすい、まさに柔軟体操のゴールデンタイムです。

この利点を最大限に活かし、偏った体をリセットするために、私は走った直後も必ず全身の体操を行って終わります。

継続の鍵は「体操で始まり、体操で終わる」

かつては「ダサい」「恥ずかしい」とすら感じていた自分が、今では恥ずかしくなります。

学生の時に叩き込まれた「ラジオ体操」がいかに合理的で、重要だったのかを、今さらになって実感している気分です。

ランニング継続の「絶対法則」

ランニングを継続する上で、一番大切なこと。

それは「速く走る才能」や「強い意志」ではありません。 たった一つ、

「怪我をしないこと、病気をしないこと」です。

この「体操で始まり、体操で終わる」という意識。
これこそが、私が今も走り続けられている、何よりの理由だと確信しています。

あなたのランニングライフを、一過性の「イベント」ではなく、長期的な「習慣」にするために。

今日から、その「たった10分」を未来の自分投資してみませんか?

驚くほど、あなたのランニングは「まとまりのある時間」に変わっていくはずです。

ランニングの流れ。屈伸体操→ランニング→股割り体操の流れのわかるスプリット写真。広いランニングロード、天気の良い朝。

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