「毎日ランニングを続けています」
そう言うと、多くの人から「すごいですね」「意志が強いですね」と言われます。
こんにちは。500日以上、毎日走り続けているTomoyaです。
しかし、断言します。 私は、決して「意志が強い人間」ではありませんでした。
むしろ、何かを決めてもすぐに諦め、続かない自分を「弱い人間だ」と責めていた時期さえあります。

「ランニングを続けると、何が得られるのか?」
「一体、いつになったら『効果』を実感できるのか?」
もしあなたが、かつての私のように「自分は弱い」と感じ、最初の一歩を踏み出せずにいるのなら。
この、500日間走り続けた私の「体験談」が、あなたの背中を押すキッカケになるかもしれません。
私が得たものは、突き詰めるとたった2つ。 「体力の向上」と「精神の成長」です。
メリット1:体力の向上(実感まで約2週間)
「体力がつく」と聞くと、フルマラソンを走れるようになるといった、大きな変化を想像するかもしれません。
しかし、私が最初に感じた「本当のご褒美」は、もっと地味で、しかし劇的なものでした。
期間としては、走り始めて約2週間あたりから。
足が地面をどっしりと支え、肺が大きく広がり、呼吸が深くコントロールできるようになる。
駅の階段を登るのが苦じゃなくなる。 スーパーへの買い物が億劫じゃなくなる。
この「日常の土台」が底上げされる感覚こそ、私がランニングを続けてきて一番良かったと思うことかもしれません。
普段の生活での体力的メリットは、自分にとって大きな変化だと思っています。
メリット2:精神の成長(実感は「壁」の直後)
そして、もう一つ。 こちらが、ランニング継続の「本質」だと私は考えています。
それは、「走りたくない日に、外に出て走った時」に実感できます。
出た…。『走りたくない日』。これが来るから続かないんだよ…
その通りです。そしてこの『壁』は、あなたのせいだけではありません。必ず訪れます。
ランニングの継続を阻む「壁」。
それは、自分の体や精神の怠け心だけでなく、「環境」によっても容赦なく訪れます。
- 叩きつけるような雨の日。
- 凍えるような冬の早朝。
- 溶けるように暑い真夏の日中。
自分の意識とは裏腹に、環境が「走るな」と囁いてきます。
多くの人が、ここで休みます。
そして、休んだ翌日。天気も体調も万全なのに、なぜか再び外に出ることが、昨日よりもっと億劫になってしまうのです。

- ランニングは、優しい。
ここで止めても、誰からも何も言われません。
- ランニングは、厳しい。
引き延ばせば引き延ばすほど、再スタートのハードルは上がっていきます。
この「億劫な気持ち」を乗り越え、一歩外に出る。 この小さな勝利を何度も何度も繰り返すこと。
これを乗り越え、「走らないと気持ち悪い」という感覚が訪れた時、あなたは間違いなく「精神的な成長」を遂げています。
現在、私は走らないと気持ちが悪いです。
あなたは「弱い」ですか?
- 毎日ランニングをすると決めても、続かなかった。
- すぐに諦めてしまう。
大丈夫です。 ランニングは、あなたが「もう一度やろう」と決めた瞬間、いつでもチャンスをくれます。
昨日止まってしまったとしても、今日走れば、それが「再開」です。
ランニングで得られる「精神の成長」は、ランニングだけに留まりません。
- 習慣化のスキル:
「億劫さ」を乗り越える方法論が身につくため、
歯磨きや読書、学習、掃除など、他の「やるべきこと」も習慣化しやすくなります。
- 計画性のスキル:
「今日は環境が悪いから休む」と決められるようになります。
「1ヶ月のうち4日は休む」といった自己管理能力、計画性が身につきます。
ランニングを、単なる「トレーニング」や「ダイエット」の一部として行うのは、あまりにもったいない。
ランニングとは、あなたの人生そのものに役立つ「汎用性のある成長(=習慣化と計画性)」を手に入れるための、最高の訓練だと私は信じています。
500日前、
私もあなたと同じように「どうせ続かない」と思っていた一人です。
ランニングをやってみる価値は、あると思いませんか?
あなたの背中を押すきっかけになっていれば幸いです。




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