空気がキーンと冷え、本格的な冬の到来を肌で感じる今日この頃。
布団から出るのが億劫で、「今日は休みでいいか…」と悪魔が囁く季節ですよね。。
こんにちは。Tomoyaです。
そんなあなたに、私のちょっと変わった(というか、少しイカれた)
冬ランの楽しみ方をご提案します。
私は、この冬のランニングをこう呼んでいます。 「天然のサウナ」である、と。
…は? 寒いのにサウナ? 意味わからん。
ですよね。
でも、聞いてください。これが意外と理にかなっているんです。
今日は、寒がりな私が冬を乗り切るために編み出した、クスッと笑えて意外と使える
「天然サウナ理論」についてお話しします。
1. 世界は「無限の水風呂」である
まず、認識を変えましょう。
玄関のドアを開けた瞬間の、あの凍えるような外気。
あれは「寒さ」ではありません。
「天然の水風呂」です。
しかも、その日の風向きや強さによって体感温度が変わる、非常に気まぐれで贅沢な水風呂です。
通常のサウナは「サウナ室(熱)→水風呂(冷)」の順ですが、
冬のランニングは逆であり、同時進行です。
「水風呂(外気)」の中に飛び込み、自らの体を動かすことで「サウナ(熱)」を作り出す。
つまり、あなたは「自家発電機能付きのストーブ」なのです。
- 外気(水風呂): 常に氷点下近くで、あなたの体温を奪いにくる。しかも永遠に続く。
- ランニング(サウナ): あなた自身が動き、熱を生み出すことで対抗する。
「寒い!」と震えているうちは、まだサウナ室の温度(運動量)が足りていません。
大きく腕を振ってみる。脇を締めて内部から温めてみる。
そうやって必死に動いているうちに、不思議なことに寒さを全く感じない「無敵ゾーン」に突入します。
これこそが、天然のサウナ状態です。
2. 頭寒足熱?いいえ、「完璧な思考モード」です
この「天然サウナ」には、スーパー銭湯にはない最大のメリットがあります。
それは、「頭はキンキンに冷えているのに、体は燃えている」という特殊な状態になれることです。
人間、「寒いな〜」と思考すると、余計に寒く感じる生き物です。
なので、私は「寒い」と感じる暇を脳に与えません。
寒さを忘れる「思考ハック」
走り出す前に、ポッドキャストやAudible、あるいは好きな音楽を耳に突っ込む。
外気で頭(CPU)は強制冷却され、オーバーヒートしません。
一方で体(エンジン)はランニングで温まり、震えは止まります。
「完璧な思考モード」の完成。
PCと同じで、人間もよく冷やされた頭の方が、回転し続けることができます。
勉強系の音声を聞くもよし、冬の空気の中で哲学するもよし。
この「冷たいけど温かい」不思議な感覚は、冬のランニングでしか味わえない極上の体験です。
勉強や考え事をするのに適していると考えます。
3. 最初の一歩が「鬼門」。そこさえ突破すれば勝ち
とはいえ、サウナ室(ランニング)に入る前のハードルが高いのも事実。
脱衣所(玄関)から出るのが一番の「鬼門」です。
ここでのコツは、自分への「甘やかし」です。
外は寒いぞ〜。コタツにいようぜ〜
うるさい! …いや、わかった。
じゃあ『ちょっとだけ』外に出るだけにする。
走らなくていい、歩くだけでもいいから。
そうやってハードルを極限まで下げて、とりあえず外に出る。
するとどうでしょう。
「止まっている方が寒いから、走ったほうがマシ(温かい)」という生存本能が働き、気づけば走り出しています。
一度「着火」してしまえば、こっちのものです。
まとめ:春には「整った」自分が待っている
あなたは、冬のランニングをどう考えていますか?
「嫌だな」「だるいな」と思うのが普通です。
でも、この過酷な「天然の水風呂」の中で、自ら熱を生み出し続けた経験は、
春が来た時に確実な成長となって返ってきます。
- 外は「無限の水風呂」。走ることで自分を「サウナ」にしろ。
- 頭はクールに、体はホットに。冬は最高の「学習机」になる。
- 嫌になったら「ゆっくり」でいい。止まるより動くほうが温かい。
ただし、天然サウナは自己管理が命です。
湯冷め(汗冷え)による風邪や、準備運動不足による怪我には十分気をつけて。
さあ、今日も外気という名の水風呂があなたを待っています。
無理をしすぎず、自分だけの「整い」を求めて、積み重ねていきましょう!










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