「痩せたい!」 そう固く決意してランニングシューズを買い、走り始めたあなた。
最初のうちは意欲に燃えていたけれど、体重計の数字はピクリとも動かない。
それどころか、走るのが辛くて続きそうにない…。
こんにちは。Tomoyaです。 はっきり言います。
ランニングは、ただ走れば勝手に痩せていく「魔法の運動」ではありません。
「痩せたい」という気力だけで走り続けるのは、実はとても難易度が高いのです。
今日は、そんなあなたが陥っている「ダイエットの罠」と、
意識を変えるだけで自然と体が引き締まっていく「魔法のような思考の転換」について提案させてください。
1. 「痩せるために走る」人が陥る、無意識の罠
まず、なぜ多くの人がランニングダイエットで挫折するのでしょうか?
それは、「痩せるために走る」という目的設定そのものに、ある落とし穴があるからです。
- 思考: 「今日は5kmも走ったから、これくらい食べても大丈夫!」
- 行動: ランニング以外の時間は「自由」と捉え、お菓子や好きなものを食べてしまう。
- 結果: 消費カロリー以上にご褒美を食べてしまい、プラマイゼロ(あるいはプラス)に。
「痩せたい」と思って走っているはずが、走った安心感から食生活が緩んでしまう。
そして、「こんなに走っているのに痩せない」と心が折れ、走るのをやめてしまう。
これが、最も多い挫折のパターンです。
2. 魔法の思考法:「楽に走るために」生活を変える
そこで私が提案したいのが、考え方を180度変えることです。
「え? どういうこと?」と思うかもしれません。
しかし、この思考のシフトこそが、リバウンドなく理想の体を手に入れる最短ルートなのです。
なぜ、この考え方だと痩せるのか?
ランニングをしたことがある人ならわかると思いますが、
体重が増えたり、暴飲暴食をした翌日は、体が鉛のように重く感じませんか?
思考を変えると、行動がこう変わる
「痩せること」ではなく
「カロリー制限しなきゃ」ではなく、
3. 「好きなもの」より「機能的なもの」を選ぶ勇気
この思考法を実践すると、少し厳しい現実にも向き合うことになります。
それは、「走るための体」を作る食事を選ぶ必要があるということです。
お菓子、脂っこいラーメン、アルコール…。
これらは一時的に心を満たしますが、翌日のランニングを「地獄」に変えます。
じゃあ、好きなものは一生食べられないの?
それは辛すぎる…
一生ではありません。ただ、『あまり好きではないけれど、
体に良いもの(野菜や高タンパク食)』をあえて選ぶ必要が出てきます。
しかし、不思議なことが起こります。
食事を整えて体が軽くなると、ランニングが驚くほど「楽」になります。
その「走れる快感」を知ってしまうと、
自然とジャンクフードよりも、体を軽くしてくれる食事の方が「好き」になっていくのです。
4. これはランニングだけの話ではありません
この「パフォーマンスのために生活を整える」という考え方は、ランニングに限りません。
- ストレッチ・ヨガ: 「痩せるため」ではなく「体を柔らかくして可動域を広げるため」に行う。
- 筋トレ: 「筋肉をつけるため」ではなく「走るフォームを安定させるため」に行う。
「痩せること」をゴールにすると、数字(体重)の変化に一喜一憂し、停滞期に心が折れます。
しかし、「動きやすさ」や「調子の良さ」をゴールにすれば、毎日の体の変化を感じ取ることができ、継続自体が楽しくなります。
まとめ:理想の自分は「走った距離」ではなく「生活の質」で作られる
- 「痩せなきゃ」という強迫観念を捨てる。
- 「どうすれば明日のランニングが楽になるか?」を基準に、今日の夕食を選んでみる。
- 体が軽くなる感覚を味わい、その快感を脳に刻む。
「痩せたい」という気力だけで戦うのは、もう終わりにしましょう。
ランニングのために生活をチューニングする。
そうすれば、ランニングはあなたを苦しめる運動から、
あなたを理想の体型へと導く「最高のパートナー」に変わるはずです。
ぜひこの考え方を持って、無理なく、自然に、理想の自分を手に入れてください。





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