継続中:569日.2025.12.19

【挫折の分かれ道】ランニングの筋肉痛。「今日は休む」と決めた瞬間、あなたの継続は終わる。

ランニングの分かれ道、一方は継続するためのアクティブレスト、もう一方は休みを促す気持ちよさそうな椅子や部屋がある。筋肉痛で挫折しそうなランナーへの試練。

前日、前々日のランニングで得た、あの重だるい「筋肉痛」

心地よい達成感と共に、「ああ、今日は心置きなく休めるな」そう思っていませんか?

Tomoya

こんにちは。Tomoyaです。

もし、あなたがその「心地よい休み」を選ぼうとしているなら、私はあえて厳しいことを言わなければなりません。

その「休み」こそが、あなたのランニング習慣を終わらせる「挫折への入り口」かもしれないのです。

目次

なぜ「休む」と挫折するのか?

悩む初心者

えっ、でも筋肉痛は筋繊維が壊れてるんでしょ?
休むのが普通じゃない?

Tomoya

その通り。しかし、問題は『期間』です。
筋肉痛は1日でスッキリ治ることなんて
『治ったら走ろう』…そう思っている間に2日、3日と過ぎ、
あなたの心の中で『走る気力』急速に冷めていきます

「治った時には、もう外に出るのが億劫になっている」

「『今日だけは休む!』と決めても、その決意を守れる強い人ばかりじゃない

どこかに弱さがあって、案外休みが長くなってしまう。 そんな経験、あなたにもありませんか?

だからこそ、私は「筋肉痛の日」の対処法を、根本から変えることを提案したいのです。

医学的な「1日で治す方法」は分かりません。

しかし、「挫折せずに継続する」ことに関して、私なりの答えがあります。


筆者の提案:筋肉痛の日は「ジョグ」をせよ

筋肉痛の日は、休まない。 「無理のないジョグ」をすると決める。

普段のペースで走れば、それは過酷なトレーニングになり、痛みを悪化させるリスクがあります 。

しかし、「ジョグ」に切り替える。

普段のペースよりも落として、ゆっくりとスタートするのです。

これには、3つの明確なメリットがあります。

メリット
継続のハードルが劇的に下がる

「今日も走らなきゃ」ではなく、「今日はジョグでいいや」と思うだけで、

気持ちは驚くほどになります。外に出るハードルが下がります

メリット
感覚を衰えさせない

「走る」という行為をパッケージとして継続することで、「走らない自分」に戻るのを防ぎます

メリット
【体験談】走ると、意外と痛くない

これが不思議なのですが、筋肉痛は走り始めると(血流が良くなるからか)意外と痛みが引いてきて、

いつもの軽さを感じる瞬間があります。

ゆっくりとしたジョギング中のリラックスした表情のランニング風景を挿入。「頑張らない」雰囲気
ゆっくりとしたジョギング中のリラックスした表情のランニング風景を挿入。「頑張らない」雰囲気

あなたの「ジョグ」は、科学的にも「正解」だった

私のこの「体験談」は、単なる精神論ではありません。 筋肉痛への最も効果的な対処法の一つとしても提唱されているようです。

筋肉痛発生中(1〜3日目)は、「軽い運動」が推奨される。

軽いウォーキングや水泳などが、血流を促進し、回復に効果的である 。

むしろ、「完全な安静」は、適度な活動よりも回復を促進しない可能性がある 。

そう。 あなたが「勇気を出して」行うそのジョグは、
「アクティブリカバリー(積極的休養)」
と呼ばれる、科学的にも理にかなった最高のケアなのです。

ただし、絶対に無理はしないこと。
基本はジョグペース:

途中で痛みが引いても、調子に乗ってペースを上げすぎない(私の自戒も込めて)。

「ヤバい痛み」は即中止:

「鋭い痛み」や「刺すような痛み」 、「3日以上続く痛み」 は、筋肉痛ではなく肉離れや腱の損傷の可能性 があります。

すぐに運動を中止し、医療機関を受診してください 。


「筋トレ」と「ランニング」の筋肉痛は違う

よく「筋肉痛の日はその部位を休ませる」というトレーニー(筋トレ民)の話を聞きます。

彼らは自分の体重以上の「高負荷」を扱っているため、怪我のリスクも高く、その管理は正しい。

しかし、ランニングは基本的に「自分の体重」だけの負荷です。

筋肉痛になったからといって、過度に恐れる必要はないと私は考えます。

むしろ、「自分の体重を支える筋肉が、まだ足りなかったのか」という、改善点が見つかったと喜びましょう。


ジョグと併用!「本当に効く」回復術

筋肉痛の日に「ジョグ」をする。 それに加えて、以下の「基本のケア」を徹底することで、あなたの回復速度は劇的に変わります。

🍽️ 1. 食事・栄養(回復の最重要項目)

筋肉痛は「筋繊維の修復作業中」のサイン 材料がなければ治りません。

ゴールデンタイム(運動後約30分以内):
  • タンパク質(20〜30g): プロテイン、鶏肉、卵など 。筋肉の修復材料です 。
  • 糖質(タンパク質の2〜3倍): おにぎり、バナナなど 。回復のエネルギーです 。
日常的に意識すること:
  • 水分: 老廃物の排出を促します 。尿の色が薄い黄色になるよう適切に補給しましょう 。
  • 抗酸化物質: ビタミンC(柑橘類) やビタミンE(ナッツ類) は炎症を抑える助けになります。
😴 2. 睡眠・休息(最強の回復薬)
  • 7〜9時間の睡眠: 筋肉の修復は寝ている間に行われます。絶対的な睡眠時間を確保してください 。
  • 睡眠の質: 深い睡眠が筋肉修復に不可欠です 。寝る前のスマホを控え 、寝室を暗く涼しく保ちましょう 。
🧊 3. 身体ケア(血流改善)
  • 入浴: ぬるめのお湯(38〜40℃)でゆっくり浸かり、リラックスと血行促進を 。
  • 軽いマッサージ: 心臓に向かって優しく揉むのは効果的です 。
  • ⚠️ 避けるべきこと: 痛みが強い時の「激しいマッサージ」は逆効果。組織の損傷を悪化させる可能性があります 。

まとめ:筋肉痛は「休む」な、「ジョグでケア」せよ

筋肉痛は、あなたが頑張った「成長の証」です 。 しかし、その証を「休む言い訳」にしてはいけません。

筋肉痛の日は、「休む日」ではなく、「回復のためのジョグをする日」。

この新しい習慣が、あなたを「挫折するランナー」から「継続できるランナー」へと変えてくれます。

さあ、その重い足を引きずって、ゆっくりと外に出てみませんか?

その一歩が、昨日までのあなたと決別する、最高の一歩になるはずです。

ランニングの分かれ道、一方は継続するためのアクティブレスト、もう一方は休みを促す気持ちよさそうな椅子や部屋がある。筋肉痛で挫折しそうなランナーへの試練。

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