皆さんこんにちは!今日は初めてポアロ作品について語らせてください。
実は最近読み終えた『白昼の悪魔』があまりにも素晴らしくて、この感動を誰かと共有したくてたまらないんです!
ポアロとの出会い
エルキュール・ポアロと言えば『アクロイド殺し』『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』などの名作で知られる、アガサ・クリスティーが生み出した名探偵ですよね。灰色の脳細胞を駆使し、誰も気づかない些細な手がかりから真実を導き出す彼の推理に、私もすっかり魅了されてしまいました。
最近ではケネス・ブラナーが演じる映画版のポアロも話題になりましたが、あの独特な口ひげと風格ある佇まいが本当に素敵でした!
日本でも野村萬斎さんが演じたことがあるなど、時代や国を超えて愛される探偵なんだなと改めて感じます。
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『白昼の悪魔』の魅力
さて、今回読んだ『白昼の悪魔』は、休暇でリゾートホテルに滞在していたポアロが、またもや事件に巻き込まれるお話です。南国の楽園で起きる殺人事件という設定だけでもワクワクしますよね!
物語は美しいビーチと優雅なホテルを舞台に、一見平和そうな滞在客たちの間で起きた殺人事件を中心に展開します。被害者は若い女性で、容疑者となりうる人物が複数いる中、ポアロは持ち前の観察眼と推理力で真相に迫っていきます。
パズルのピースが揃う快感
この作品の素晴らしいところは、冒頭の何気ない会話から、事件現場で見つかった証拠品まで、一見バラバラに見えるものが全て意味を持っていることです。読み進めていくうちに、「あれ?これってもしかして…」と思うような伏線が随所に散りばめられていて、最後にポアロが真相を明かす時には、まるで複雑なジグソーパズルが完成するような爽快感を味わえました!
警察が見逃してしまうような些細な矛盾や、人間心理の機微を見抜くポアロの推理は、「さすが!」の一言。
こんな推理ができるのは、やっぱりポアロだけなんだろうなと思わせてくれます。
意外な一面も?
そして今回驚いたのが、ポアロが意外と毒舌だったこと!(笑)普段は紳士的な彼ですが、時折見せる辛辣なコメントに思わずクスッとしてしまいました。こういう人間味のある部分も、ポアロの魅力の一つなんですよね。
最後に
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、『白昼の悪魔』は私のお気に入り作品リストに堂々とランクインしました!
まだ読んでいない方は、ぜひこの夏の読書リストに加えてみてください。きっとあなたもポアロの虜になること間違いなしです。
次はどのポアロ作品を読もうかな…皆さんのおすすめがあったら、ぜひ教えてくださいね!
次は、【五匹の子豚】を読みます!
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