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8.14:【映画感想】「ファーストマン」宇宙への憧れと死への恐怖を描いた傑作

私の日々の日記を表すための固定画像。 ピクセル画像でランナーを表している。
目次

はじめに

皆さん「ファーストマン」という映画をご覧になったことはありますか?

先日この作品を鑑賞して、その圧倒的なリアリティと緊迫感に心を打たれたので、感想を残したいと思います。

「ファーストマン」とは?:簡単な概要

作品概要

「ファーストマン」は2018年に公開されたアメリカの伝記映画で、人類史上初めて月面に降り立ったニール・アームストロング船長の半生を描いた作品です。

基本情報

  • 監督: デイミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』で有名)
  • 主演: ライアン・ゴズリング(ニール・アームストロング役)
  • 原作: ジェームズ・R・ハンセンの伝記「ファーストマン ニール・アームストロングの人生」

受賞歴

  • アカデミー賞視覚効果賞受賞
  • ゴールデングローブ賞作品賞ノミネート

この作品の特徴は、アームストロング船長の個人的な視点から宇宙開発競争の激動の時代を描いていることです。


私の感想

歴史的背景が織りなす人間ドラマ

この映画で最も印象的だったのは、米ソ宇宙開発競争という歴史的な渦中にいた一人の人間の葛藤を丁寧に描いていることでした。

人類史上の偉業を成し遂げた英雄としてのイメージが強いアームストロング船長ですが、この作品では:

  • 家族への思い
  • 仲間を失う悲しみ:「おれも…」と考えさせられます。
  • 使命への重圧

これらの人間的な側面が丹念に描かれており、最後まで飽きることなく見入ってしまいました。

圧巻の視覚効果

アカデミー賞を受賞した視覚効果は本当に素晴らしく、「本当の宇宙ってこんな感じなのかも」と実感させられます。

特に印象的だったのは:

🌌 宇宙の描写

  • 真っ暗で何も見えない無限の空間:何もない空間に取り残されるとイメージすると恐怖が漂ってきます。
  • 狭い宇宙船内に閉じ込められた閉塞感:めちゃくちゃ緊張感があります。
  • 一つ一つの操作に命がかかる緊迫感:一挙手一投足を無駄にできないと感じさせるのは圧巻です。

息が詰まりそうになるほどのリアルな緊張感が伝わってきました。
頼れるのは同乗のクルーと無線での管制塔とのやり取りのみ。宇宙船の一挙手一投足が生死を分けるという現実が、まさに圧巻でした。

迫力の音響効果

音響面でも非常に優れており、特にロケット発射シーンは圧倒的でした。

🚀 発射シーンの迫力

  • 普段は外側からしか見ることのない発射の大轟音
  • 宇宙船内からの体感として描かれる音響
  • 待機中の静寂と爆音のコントラスト

僕は乗ってないのに「本当に大丈夫なのか?」と何度も心配になってしまうほどの緊迫感でした。

宇宙への憧れと現実

この映画を見るまで、宇宙については:

  • 写真の美しさ
  • 宇宙飛行士の楽しそうな発信
  • 夢とロマンの世界

そんなポジティブなイメージを持っていました。

しかし実際は:

  • 常に命の危険と隣り合わせ
  • 重大な責任が付きまとう
  • 一瞬の判断ミスが致命的

死との隣り合わせである現実を突きつけられました。

最後に

「一生に一度は宇宙に行ってみたい!」

そんな憧れを抱きつつも、この映画を見た後は「地球で死ぬか?宇宙で死ぬか?」なんて考えてしまいました。

まあ、どっちでもいいか(笑)

でも、そんなことを考えさせられるほど、宇宙開発の現実と重みを感じさせてくれる素晴らしい作品でした。

宇宙飛行士はすごい!


まだ見たことがない方には、ぜひ一度鑑賞していただきたい傑作です!

私の日々の日記を表すための固定画像。 ピクセル画像でランナーを表している。

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この記事を書いた人

私は、3年間継続的にランニングをしています。
以前は運動嫌いの会社員。数々の怪我と挫折を乗り越え、現在は「連続400日以上、毎日走る人」に。速さより「継続」を重視し、自身の体験から得たリアルな知識だけを発信しています。あなたのランニングが、もっと楽に、もっと楽しくなるヒントを届けます。

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