窓の外は、ザーザー降りの雨。 多くのランナーが「あぁ、今日はランオフだな」とシューズを置く、そんな日。
でも僕は、少しだけ口角を上げて、お気に入りのウェアに着替えます。
なぜなら、雨の日こそ、普段のランニングでは決して味わえない”特別な時間”が待っていることを知っているから。

雨の日でも、このブログを運営しているTomoyaです。
「え、雨の中を走るなんて物好きだな」 「寒くて風邪をひくだけじゃないの?」
そう思うあなたの気持ち、よく分かります。
でも、この記事を読み終える頃には、きっとあなたも次の雨の日を心待ちにし、玄関のドアを開けて走り出したくなっているはずです。
僕が雨の日でも走り続ける理由、そして、その先に待っている”最高の体験”を、あなただけにお話しします。
【常識が覆る】雨の日のランニングがもたらす4つの特別な贈り物
なぜ、わざわざ濡れてまで走るのか? それは、雨の日だからこそ得られる、かけがえのないメリットがあるからです。
贈り物①:体の”芯”で燃える、自家発電のような熱量



正直、雨って寒いですよね…?



そう思いますよね。でも実は、走っている最中は全く寒くないんです。
むしろ、内側から燃えるような感覚があるんですよ。
肌を叩く雨粒は確かに冷たい。でも、走り始めるとすぐに、体の内側からポカポカと熱が生まれてくるのを感じます。
まるで自分自身が発電所になったかのように、体の”芯”が燃えている感覚。 この熱が、雨の冷たさから僕を守ってくれるバリアになります。
大切なのは、この「芯の温かさ」を自分自身で感じること。
もし「寒い」と感じ始めたら、それは体が冷え始めているサイン。無理は禁物です。ランニング後も、冷える前に家まで軽く走り続けましょう!


贈り物②:世界から音が消えたような、自分と向き合う時間
雨の日は、公園も、いつものランニングコースも、驚くほど静まり返っています。
人の姿はまばらで、聞こえるのは雨音と、自分の足音、そして呼吸のリズムだけ。
この静寂が、強制的に自分と向き合う最高の環境を作ってくれます。 仕事のこと、これからの人生のこと、今日の晩ごはんのこと…。思考がクリアになり、普段は気づかなかった心の声が聞こえてくるのです。
誰にも邪魔されない空間で自分と対話する時間は、最高のメンタルトレーニング。
走り終わる頃には、心のもやもやがスッキリ晴れていることも少なくありません。
贈り物③:”ケガをしない”と、研ぎ澄まされる集中力
「晴れの日よりもタイムを縮めよう!」 雨の日に、そんな無謀なことは考えません。
僕が雨の日に立てる目標は、たった二つ。
「絶対に、ケガをしないこと」 「絶対に、風邪をひかないこと」
この意識が、自然と気を引き締めさせ、普段は「慣れ」で少し怠惰になっている感覚をリセットしてくれます。一歩一歩、路面状況を確認しながら、丁寧に走る。この緊張感が、むしろ心地良いのです。
「絶対に、ケガをしないこと」 「絶対に、風邪をひかないこと」を唱えてスタートしてください!
贈り物④:大人になった今こそ楽しい、水たまりへのダイブ!
子供の頃、長靴でわざと水たまりに入って、親に叱られた経験はありませんか? 大人になると「靴が汚れる」「後が面倒」と、僕たちは賢く水たまりを避けるようになります。
でも、雨の日のランニングは別。 どうせ、もう全身びしょ濡れなんですから。
周りに人がいないことを確認して、思い切って水たまりに足を踏み入れてみてください。 「バシャッ!」と上がる水しぶき。足に伝わる衝撃。 一瞬ためらう自分と、それを乗り越えた時の高揚感。これぞ、大人に許された最高の遊びです。


【光と影】この”鉄の掟”だけは絶対に守ってほしいこと
この素晴らしい体験は、安全という土台の上にあってこそ。 楽しい冒険で終わらせるために、これだけは必ず守ってください。
- 油断は最大の敵:
雨の日は視界が悪く、路面も滑ります。自分だけでなく、車や自転車もあなたの存在に気づきにくい。「見られているはず」ではなく「見られていないかも」の精神で走りましょう。 - スピードは捨てる勇気:
記録更新は晴れの日に。今日は余裕のあるペースで、急な飛び出しや障害物にも対応できるように走りましょう。マンホールや白線の上は特に滑りやすいので要注意です。 - グリップの効く相棒(靴)と走る:
靴底がすり減ったシューズはNG。滑りにくい、グリップ性能の高いランニングシューズを選びましょう。
ラン後の完璧な儀式(ルーティン)で冒険を締めくくる
雨の日のランニングは、家に帰るまでがランニングです。体を冷やして風邪をひいてしまっては元も子もありません。
濡れたウェアのまま、靴も持って直行!床を濡らさずに済みます。
※前もってタオルを玄関に置いておくことで水滴をカバーできます。
冷えた体をすぐに温めましょう。濡れたウェアを脱いだ時の解放感は格別です!
シャワーのついでに、汚れたシューズも洗ってあげましょう。新聞紙を詰めておけば乾きも早くなります。
※事前にブラシなどの道具があるとGood!
シャワー後、温かいお茶やプロテインで体の中から温め、リカバリーを促しましょう。
大事なのは、「けがをしない・病気しない」ことです!
まとめ:次の雨の日は、あなたにとっての冒険の始まり
多くの人がカーテンを閉じて憂鬱になる雨の日。 それは、あなたにとって、日常を非日常に変える最高のチャンスかもしれません。
静かな世界で自分と向き合い、体の芯が燃えるのを感じ、童心に帰って水たまりに飛び込む。 ランニングが与えてくれる喜びは、晴れの日だけじゃない。
さあ、次の雨予報が出たら、少しだけワクワクしてみてください。 そして勇気を出して、玄関のドアを開けてみませんか? きっとそこには、あなたがまだ知らない、新しいランニングの楽しさが待っているはずです。


ランナーズハイが気になるあなたに!


安定したランニングをしたいあなたに!


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