継続中:523日.2025.11.4

まだ鶏むね肉?ランナーの疲労枯渇には「赤身肉」が必要な理由。「燃焼のもも肉」と「再生の肩肉」を使い分ける回復術

ランナーの回復を促すアミノ酸と赤身肉のイメージ。アート調。ランナーの体にアミノ酸と赤身肉が取り入れられて回復している様子。
  • いくら寝ても、朝、足が重い。
  • 走り込んだ翌日、体が「枯渇」している感覚が抜けない。
  • なんとなく関節がギシギシする…。

月間走行距離が伸びてくると、こうした「回復の遅れ」に悩まされるランナーは非常に多いです。

Tomoya

こんにちは。Tomoyaです。
「ランナーの食事=高たんぱく・低脂質」という常識に縛られ、私もかつては「鶏むね肉」ばかりを食べていました。

しかし、ある時から「体の芯」の疲れが取れなくなったのです。

なぜか?

答えはシンプルでした。

私たちランナーには、筋肉の材料(たんぱく質)と同時に、

酸素を運ぶ材料(鉄分)と関節を守る材料(コラーゲン)が、他の誰より必要だからです。

そして、それらを一網打尽に補給できる食材こそが、「赤身肉」なのです。

この記事では、「なぜランナーに赤身肉なのか」

そして私の疲労回復を劇的に早めた「赤身肉とアミノ酸の最強コンボ」について、

私の体験を交えて徹底的に解説します。


目次

筋トレ民とランナーの「肉選び」は違う

筋トレの目的が「筋肥大」なら、

ランナーの目的は「持久力」と「ダメージ修復」です。

この時点で、選ぶべき肉が変わってきます。

ランナーが赤身肉(特に牛肉)を摂るべき理由
圧倒的な「鉄分」:

ランナーは着地の衝撃で赤血球が壊れやすく(溶血性貧血)、慢性的な鉄分不足に陥りがちです。

鉄分は酸素運搬の要

鉄分不足は、そのまま持久力不足に直結します。

豊富な「L-カルニチン」:

脂肪をエネルギーに変える(燃焼させる)ために必須の成分。持久力の源です。

豊富な「亜鉛」:

筋肉の修復や免疫機能の維持に不可欠。不足すると疲れが抜けません

鶏むね肉も素晴らしい食材ですが、これらの「持久力ミネラル」の含有量は、赤身肉が圧勝しています。


「燃焼のもも」か、「再生の肩」か。それが問題だ

では、赤身肉なら何でも良いのか?

いいえ、ランナーの「目的」によって、部位を使い分けるのが賢い選択です。

下書きにあった「牛もも肉」「牛肩肉」を比較してみましょう。

特徴🐄 牛もも肉(赤身)🐄 牛肩肉(肩・肩ロース)
栄養高たんぱく・低脂質バランス型(脂質やや多め)
注目成分鉄分・L-カルニチンコラーゲン・クレアチン・旨味
ランナー的解釈「燃焼」タイプ「再生」タイプ
おすすめ場面レース前、スピード練習後
(体を軽く、燃焼効率UP)
ロング走の後、故障明け
(筋肉+関節・腱のケア)
「牛もも肉のローストビーフ(赤身が鮮やか)」と「牛肩肉の煮込み(コラーゲンがプルプル)」の対比写真。おいしそうな食欲をそそるリアルな写真。
「牛もも肉のローストビーフ(赤身が鮮やか)」と「牛肩肉の煮込み(コラーゲンがプルプル)」の対比写真。おいしそうな食欲をそそるリアルな写真。

燃焼の「もも肉」:体を軽く、鋭くしたい時に

「もも肉」は、最も低脂質で高たんぱく。ストイックな部位です。

鉄分やL-カルニチンの恩恵を最大に受けられるため、レース前の調整期や、

スピード練習で体を「研ぎ澄ませたい」時に最適です。

「体を重くしたくない」ランナーの強い味方です。


再生の「肩肉」:関節と筋肉を修復したい時に

一方、「肩肉」

私が特に注目しているのが、これです。⇒肩はよく動かす部位なので、「コラーゲン(ゼラチン質)」が豊富。

私たちランナーが酷使するのは筋肉だけではありません。

膝、足首、アキレス腱…。

こうした「関節」や「腱」の健康を支えるのがコラーゲンです。

Tomoya

ロング走の後や、少し関節に違和感がある時は、
私はあえて『牛肩(すじ肉含む)』を選びます。
筋肉と関節を同時にケアできる、まさに『再生』の肉ですね。

悩むランナー

なるほど…。
筋トレ系のブログだと『脂質が多い』と敬遠されがちな肩肉が、
ランナーにとっては『関節ケア』の味方になるんですね!


【体験談】私の疲労回復を早めた「現実的な」選択

理想は「もも肉」「ヒレ肉」かもしれません。

しかし、これらは高価で、毎日続けるのは難しい。

筆者メモ

私自身、チートデイ(ご褒美日)に、あえてコスパの良い「牛肩ロース」のステーキをしっかり食べた翌日、体の「戻り」が明らかに早いことを実感しました。

疲労がスポンと抜け、血液が入れ替わったような感覚。も入る実感がありました。

この時、「ああ、アミノ酸(たんぱく質)が、私の筋肉や血液を再構築してくれているんだ」
と強く感じました。


調理方法は、ロバート馬場さんの”市販の牛肉を極上に仕上げるステーキの焼き方“を参考にさせていただきました。以下がその動画です。


最強コンボ:「赤身肉」+「アミノ酸ドリンク」

赤身肉「再生」の土台はできました。

しかし、ランナーの疲労はもっと切実です。「今すぐ、この枯渇感をなんとかしたい」。

赤身肉のたんぱく質は、消化・吸収され、アミノ酸として体に届くまで3〜6時間かかります。

これでは、走り終えた直後の「ゴールデンタイム」に間に合いません

そこで登場するのが「アミノ酸ドリンク」です。

STEP
応急修復(アミノ酸ドリンク)

アミノ酸はすでに分解された「パーツ」の状態。飲んで15〜30分で血中に届き、枯渇した筋肉の応急処置を開始します。

STEP
本格再生(赤身肉)

ドリンクが応急処置をしている間に、ゆっくりと消化された赤身肉(たんぱく質)が「本格的な材料」として到着。筋肉、血液、関節をじっくりと再構築します。


amino vital gold(味の素)とAMINO3500(マツキヨ)の画像。試した商品の一部、
amino vital gold(味の素)とAMINO3500(マツキヨ)の画像。試した商品の一部、

私がアミノ酸ドリンクを併用する理由

私自身、この「時間差リカバリー」を狙って、いくつかの製品を試してきました。

  • AMINO VITAL シリーズ(Pro,GOLD)(味の素)
  • ウィダーin ゼリー(森永製菓)
  • AMINO 3500 (マツモトキヨシ)
  • アミノ酸配合ドリンク。など

その結果、運動後や空腹時にアミノ酸ドリンクを「先飲み」し、
その後の食事で「赤身肉」を摂るようにしてから、体の調子が確実に戻りやすくなったと感じています。

赤身肉だけでは「遅い」。

ドリンクだけでは「持続しない」。

この2つを組み合わせることで、「即効性」と「持続性」を両立させた、ランナーにとって理想的な回復サイクルが完成するのです。

▼私が試した中で「即効性」と「継続コスト」のバランスが良かったのがコレ▼

アミノ酸について具体的に知りたい方はこちらのバナーから
アミノ酸がどういった使われ方をしているのか?等、PRも含めて説明しているのでぜひご覧ください。


まとめ:ランナーは「再生」と「燃焼」を戦略的に食べる

私たちランナーは、体を「大きく」したいわけではありません。

「壊さず、枯渇させず、効率よく動かし続けたい」のです。

ランナーのための「肉」戦略
  • 基本は「赤身肉」: 鉄分・亜鉛・カルニチンで持久力と回復の土台を作る。
  • 目的で使い分け:
    • 燃焼(もも肉): レース前、スピード練習後
    • 再生(肩肉): ロング走後、関節ケア
  • 即効性をプラス: 「アミノ酸ドリンク」を併用し、「応急修復+本格再生」の最強コンボを完成させる。

「鶏むね肉」一辺倒の食事から抜け出し、あなたの走る目的に合わせて、戦略的「赤身肉」を取り入れてみませんか?

その一口が、あなたの「明日の一歩」を軽くしてくれるはずです。

ランナーの回復を促すアミノ酸と赤身肉のイメージ。アート調。ランナーの体にアミノ酸と赤身肉が取り入れられて回復している様子。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次